スズキは、アルトをベースに低燃費を重視した“アルト・エコ”を12月13日より発売することを発表しました。
アルト・エコは新世代R06A型エンジンを搭載し、エンジンおよび副変速機構付CVTの各パーツの見直しでフリクション(摩擦抵抗)低減を施しパワートレイン全体で燃費性能を向上させ、さらに車高を15mm下げるとともに形状を変更したフロントバンパーの採用により空気抵抗を低減させています。
また軽量化が難しい軽自動車ですが、エンジンルームまわりの骨格をはじめ、エンジンや足回り、内装に至るまであらゆる部品を見直して車体の軽量化と走行抵抗の低減を進めJC08モードでリッター30.2kmを達成しています。
価格は「L」が89万5000円、「S」が99万5000円(ともにトランスミッションはCVT)でSには電波式キーレスエントリーや電動格納式カラードリモコンドアミラー、セキュリティアラームシステムを装備するなどなかなかお買い得な価格設定となっています。
9月に登場したダイハツ・ミラ・イースが(JC08モードで)リッター30kmの低燃費をウリにかなり話題をあつめているだけに、ライバルのスズキが意地を見せた形となりました。
(クリッカー編集部)