【SUPER GT 2019】開催直前!のんびりとしたタイ時間の流れるサーキットの様子をお届け

スーパーGTで唯一の海外戦となる第4戦、タイラウンドがいよいよ開催されます。

前日となる金曜日には我々取材陣も無事、舞台となるチャーン・インターナショナルサーキットに到着しました。今回は開催直前のサーキットの様子をお届けしたいと思います。

サーキットのあるブリーラムまでは、バンコクから北東に約400km走ったところにあります。ブリーラムには空港や鉄道駅もありますが、現地での移動も考え、今回はバンコクからレンタカーを借りて自走で行くことにしました。

タイは日本と同じく左側通行のためレンタカーも右ハンドル車で、出国前に国際免許を取得しておけば日本国内と同じ感覚で車を運転することができます。

空港を出発して暫くは片側3車線のハイウェイを走行、側道にはガソリンスタンドや併設されたコンビニをはじめとする飲食店が数多くあり、食事や休憩をするのにも不自由さを感じることはまずありません。

ブリーラムも近づくと道幅も狭くなり、辺りも緑に囲まれるようになった頃、タイの洗礼が我々を襲います!

車道脇をバイクが逆走。最初はその光景に目を疑いましたが、何台もそんなバイクとすれ違うと「あ、これがタイでは当たり前なんだな」という勝手な解釈で納得できてしまうのも、やはり海外ならではなのかもしれません(苦笑

そうこうしているうちに、無事チャーン・インターナショナルサーキットに到着。400kmの道のりというと、国内では東京からSUGOや鈴鹿に行くのと同じ感覚でいましたが、右側通行とはいえやはり走りなれない道では少し遠く感じました。

サーキットではすでに各チーム搬入作業が終わり、いつものGTと同じようにレース前の車検やピット練習が行われています。

また、普段走る機会の少ないサーキットということで、多くの選手が強い日差しの下、コースウォークにでかけていました。

普段は金曜日にはほとんどサーキットでお会いすることのないレースクイーンさんたちも、タイではスタッフの方々と一緒に現地入り。チームの一員として溶け込んでいるのがとても印象的でした。

現地の方々も皆とても親切で、微笑みの国といわれるのを実感できます。そんな空気が伝わっているのか、選手や監督をはじめチーム関係者やオーガナイザーのスタッフさんたちも、翌日からのレースを前に、普段以上にリラックスした雰囲気でサーキットでの時間を過ごしているようでした。

日本とは2時間の時差があるタイ。土曜日のフリー走行は日本時間のお昼12時から、予選は17時からとなります。のんびりした雰囲気から一転、今年も気温以上にアツい戦いに期待しましょう!

(H@ty)