【BMW X1試乗記】予想以上に軽快なハンドリング、新たに採用した7速DCTのスムーズな走りが光る

新型BMW X3の試乗と同時に、2017年8月末に一部改良を受けたBMW X1(sDrive18i M Sport)に乗ることができました。

試乗ステージの箱根ターンパイクは、多様なコーナーや勾配が連続し、全高と重心高の高いSUVにとっては不向きともいえますが、X1はX3と乗り比べると軽さが際立っていて、FFでも予想以上に軽快なハンドリングが味わえます。

なお、試乗車の新型BMW X3(X3 xDrive 20d M Sport)は2.0L直列4気筒ディーゼル+4WDということもあって、1860kgという重めの重量。一方のBMW X1(sDrive18i M Sport)は、1.5L直列3気筒+FFという構成で1520kgと、同じエンジンを積むBMW 3シリーズ(セダン)と比べても30kgほど軽くなっています。

X1はアクティブツアラー/グランツアラーなどと同じ、コンパクト向けのFFプラットフォームを使っています。冒頭で紹介したように、2017年夏にsDrive18i系グレードを6ATから7速DCT化。

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塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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