【新型MINI クロスオーバー英国試乗レポート・オンロード編】日本導入はクリーンディーゼルのみ!

ただいま、英国でのBMW新型「MINI クロスオーバー」の国際試乗会に参加しています。

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現在、一日目(と言っても半日しか試乗できていませんが)を終えたところ。時差ボケで早く起きてしまいました(-_-;)
と言いつつ、昨日は撮影などをしながらの試乗だったので、気が付いたら全然写真撮っていなく…本日、がんばります。

というわけで、そんな中で撮影した、とっておきの写真を交えながらご紹介!

ちなみに「MINI クロスオーバー」という車名は日本でのみ使用されていて、世界的には「MINI カントリーマン」という名前で販売されています。

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2016年、「MINI クロスオーバー(カントリーマン)」は世界で36万台を販売。モデル末期にも関わらず、この販売台数を見ると、MINIブランドの強さと、昨今のコンパクトSUV人気が牽引していると思われます。

世界的にみると日本はMINIにとって5番目に販売している市場。

「MINI クロスオーバー」がフルモデルチェンジ。

先代もMINIの中では、大きなサイズでしたが、今回はさらにそれが全長で+20㎝。全幅も+3㎝拡大。しかしそのおかげで、5人がゆったり乗れたり、荷室を確保することができています。確かに後席に座っても、アイポイントが高いうえ、足元も広々。窮屈な感じはありません。

フロントマスクも変わりました!
ヘルメット型のルーフはそのままですが、特にフロントグリル、そしてクルマを印象づけるフロントライトがこれまでの丸型から、ややロータリー型(マツダのロータリーエンジン型)に変更。新導入のデイライトが周囲を囲み、よりくっきりした瞳となって、クルマに個性と表情を与えます。

そしてMINIのアイコンのひとつ、センターにある丸いカラーディスプレイがタッチパネル式となり、スマホに慣れ切っている人にとっては、違和感なく使えそう。もちろん従来と同じように、コントローラーもついているので、使いやすいほうを選べるのも嬉しいかも。
しかも、新装備「MINI コネクテッド」の採用で、まるでMINIクロスオーバーが、Wi-fiルーター。インターネット利用が必至な‘スマホホリック’の皆さんには強い味方。

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昨日はオンロードを走りましたが、クルマが大きくなったことで、安心感や安定感が向上。
しかし、静かで滑らかなシフトチェンジと乗り心地。サイズは大きくなってもSUVになっても、ピシッとしたハンドリングは、やはり「MINI」。『ゴーカートフォーリング』健在です。個人的には後席に座ったときの突き上げ感は気になりましたが。

ちなみに今回の試乗車は「MINIクーパーS クロスオーバー」のガソリンタイプですが、日本に導入されるのはクリーンディーゼルエンジンのみ。「MNI クーパーD クロスオーバー」の2WDと4WD。それと「MINIクーパーS Dクロスオーバー」の3タイプ。お値段は現行モデルより、ちょっとお高くなりそうですが…。

というわけで、この後、オフロードを走行してきます。そちらのレポートもお楽しみに!

(吉田 由美)