ボウタイのついたいすゞエルフ? いえ、シボレーの中型トラックです

ゼネラルモーターズの「シボレー」ブランドから、北米市場向けにミディアム級の商用トラックが登場します。

Chevrolet 3500/ 3500HD/ 4500/ 4500HD/ 4500HDX/ 5500HD /5500 HDXと7つのグレードが用意されるトラックにも、シボレーの象徴といえるボウタイ(蝶ネクタイ)のエンブレムは光り輝いています。

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とはいえ、その姿に見覚えがあるという方も少なくないでしょう。

このシボレーのトラックは、2015年6月に発表されたいすゞとゼネラルモーターズの協業によるもので、いすゞのエルフトラックをシボレーブランド向けに生産しているもの。

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とはいえ、ゼネラルモーターズ製の6.0リッターV8ガソリンエンジンと6速トランスミッションを搭載するなど、エルフにボウタイをつけただけのバッジエンジニアリングではないということです。

そのほか、3.0リッターディーゼルターボ、5.2リッターディーゼルターボのパワートレインを用意するシボレーのトラック。現地では「クルーキャブ」と呼ばれるダブルキャブも用意されています。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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