5月15日、GW後最初の日曜日の夕方、東京・渋谷区にある「代官山 T-SITE」の敷地内にあるギャラリースペースにて、アストンマーチンのクローズドコース専用車である「アストンマーチン・ヴァルカン」が公開されました。
展示された時間は夕方4時過ぎから8時半という非常に短い時間でした。
このクルマは、世界でたった24台のみ生産されるレーシングカー。
しかもそのハンドルを握れるのは、アストンマーチンのCEOアンディ・パーマー氏自らの審査で合格した24人のみなのです。その24枠に日本人も1人入っており、既に納車されています。
最高出力820馬力を発揮する7.0L V12エンジンを搭載し、6速シーケンシャルというパワートレインをカーボンファイバー製のモノコックボディに搭載、同社が現在参戦しているWEC(世界耐久選手権)のGTEクラスのマシン以上のパフォーマンスを発揮するとのことです。
今回、代官山T-SITEに展示されたのは、その個体そのものではないですが、福岡、広島と各地域で開催されるVIP向けの公開ツアーの一環で、日本で一般にも見られるように展示されたのはこれが初になります。
ただただ、この圧倒的な存在感に無言になってしまいました。