東京オートサロンのダイハツ工業ブースでは、ダイハツ車のカスタマイズ専門ブランド「D-SPORT」の手がけた2台のキャストスポーツが前面に置かれ、メーカーとチューニングブランドが”いい関係”にあることをアピールしているようです。
そのD-SPORTの新作「キャストスポーツ レースver」は、レッドのフィルムが貼られたウインドウや、かなりローダウン(7cm以上!?)された車高など、ディスプレイとあいまってサーキット専用車を思わせます。
大きくダクトを開けた専用エアロボンネットなどは、ハードな連続走行での放熱性を期待させるものなのは間違いありません。また、インテリアに目を向けると、ノーマルでは左右がつながったベンチシートのキャストですが、このクルマは左右にフルバケットシートを装備。
ノーマルではツアラー的なテイストも色濃く感じられるキャストスポーツに、レーシーという扉を開くカスタマイズの提案といえそうです。
(写真・文 山本晋也)