マツダ・ロードスターがマイナーチェンジ!!フェイスリフトと歩行者保護基準をクリア

少し前より噂のあったNCロードスターの最後と言われるマイナーチェンジが行なわれます。現行モデル3回目フェイスリフトになるので、通称NC3と呼ばれるモデルになるでしょう。

[マイナーチェンジの変更点]

・歩行者保護のため、衝撃を感知すると瞬時にボンネット後部がポップアップする「アクティブボンネット」の採用

・フロントバンパーのフェイスリフト

・RHT(電動リトラクタブルハードトップ)RSグレードのアルミホイールをデザイン変更

・ソフトトップ車のアルミホイールは16インチ、17インチ共にダークガンメタリック塗装。内装も黒を基調とした物に変更。

・ソフトトップ車のフロントコンビネーションランプ内のベゼルはブラック塗装

・ソフトトップ車のメーターフードを小型タイプへ

・メトロポリタングレーマイカを廃止し、ドルフィングレーマイカを設定

今回のマイナーチェンジの大きな理由は、歩行者頭部保護基準が国土交通省より発表されており、継続販売を行う上でアクティブボンネットを採用する事が最善策だったのでしょう。しかし、残念なことに少し重量が増えてしまったようです。

RHT車両はラグジュアリー系、ソフトトップ車両はスポーツ系へシフトする事で住み分けを行った事も見受けられます。

RX-8の生産が先日終了し、ロータリースポーツモデルや次期ロードスターが出るまで間は、NC型ロードスターがマツダのスポーツカーを支える柱になりますね。

(野上達也)