スバルのコンセプトカーは次期レガシィであり、次期フォレスターであり【東京モーターショー】

SUBARU ADVANCED TOURER CONCEPT

 

東京モーターショー、スバルブースでの注目はBRZという人も多いでしょうが、やはりモーターショーの華といえばコンセプトカー。スバルが提案するコンセプトは、ブランドステートメントである“Confidence in Motion”を具現化した革新スポーツツアラー「SUBARU ADVANCED TOURER CONCEPT」。

 

ガルウイングドアのワゴンという、いかにもコンセプトカー的な出で立ちに、これは夢の存在で、具体性を感じないと思ってしまうのはちょっと待った!

 

これは、これから数年のスバルのクルマ作りをイメージしたコンセプトカーなのだといいます。

 

つまり、全長4580mm 全幅1840mm 全高1430mmというボディサイズ、ダウンサイジング指向の1.6L直噴ボクサーターボエンジン、シングルモーターのシンメトリカルAWDにあわせたハイブリッドシステム、高出力対応リニアトロニック(CVT)などなどのメカニズム、そして内外装のデザインには、これからスバルが目指すマーケットであったり、新型車のモチーフが散りばめられているというわけ。

 

どの部分に次期レガシィの要素があって、どの部分が次期フォレスターに使われるのか。はたまた登場したばかりのインプレッサやBRZの年改で採用されるテクノロジーやデザイン要素はあるのか。

 

じっくり見ていくといろいろなヒントが見えて来るような気がします。

これこそモーターショーらしい、正統派コンセプトカー!

 

まずは、1.6L直噴ターボに期待、でしょうか。

 

 

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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