■内外装に特別なカラー、装備が用意されたコレクターズアイテム
BMWの最上級クーペである8シリーズは、スポーティかつ個性的なデザインにより、世界のファンからコレクターズアイテムとして認知されているそうです。
BMW本社は「BMW 8シリーズ ゴールデン・サンダー・エディション」という、ゴールドを基調とした特別な仕様を発表しました。
オーダーメイド・プログラムである「BMW Individual」による専用デザインの内外装が与えられた「ゴールデン・サンダー・エディション」は、BMW 8シリーズ・クーペ、8シリーズ・コンバーチブル、8シリーズ・グラン・クーペの全モデルバリエーション(BMW 840i、BMW 840d xDriveからBMW M850i xDriveまで)に設定。
同仕様は、2020年9月からディンゴルフィングのBMW工場で生産されます。
ボディカラーは、「サファイア・ブラック・メタリック」「フローズン・ブラック・メタリック」が用意され、厳選されたゴールドのカラーアクセントがラグジュアリースポーツであることを強調。
このダークなエクステリアには「BMW Individual High Gloss Shadow Line」が追加装備され、「Mスポーツブレーキシステム」用のブラックブレーキキャリパーが装着されています。
フロントエプロンからサイドスカート、そしてリヤエプロンに至るまで、ゴールドのアクセントラインにより印象的なコントラストを演出。そのほかにも、エクステリアミラーキャップ、Mリヤスポイラー(BMW 8シリーズ・クーペ専用)、ダブルスポークデザインの20インチ「Mライトアロイホイール」などがゴールドで仕上げられています。
インテリアもラグジュアリーな仕立てになっています。フロントシートのヘッドレストには、「Edition Golden Thunder」のロゴが刺繍されたブラックの「BMW Individual メリノレザートリム」や、BMW 8シリーズ・クーペ、BMW 8シリーズ・グラン・クーペの「BMW Individual アルカンターラ Anthraciteルーフ・ライナー」を用意。
さらに、「アルミニウムメッシュエフェクトゴールド」のインテリアトリムも特別感の演出にひと役買っています。
また、センターコンソールにもエディション・エンブレムが追加されています。クリスタルガラスアプリケーションが用意され、「Bowers & Wilkins」のダイヤモンドサラウンドサウンドシステムにより、高級感あふれるサウンドを提供。
なお、日本での発売の有無などの詳細は明らかにされていません。
(塚田勝弘)