■M Sport仕様の内外装と赤いカラーが目を惹く200台限定車
コロナ禍により新車販売が落ち込んでいる中、世界的にオンラインでの受注受付・販売が徐々に始まっています。オンラインでの新車販売は、中国・ジーリー傘下のLynk & Coなども以前から手がけています。
そんな中、BMWは太陽をデザインのモチーフに採用した限定車「Edition Sunrise(エディション・サンライズ)」を、BMW X2、BMW 3シリーズ、BMW Z4に設定し、同日から受注を開始しました。
なお、限定車の一部は、BMWのオンライン・セールス(下記のウェブサイト)でも受け付けています。納車開始時期はBMW X2とBMW Z4は2020年6月、BMW 3シリーズは同年秋以降としています。
「陽は、また昇る」をコンセプトに掲げた「Edition Sunrise」は、コロナ禍で経済が落ち込むなど非常時といえる状況の中、世界が再び元気を取り戻し、駆け出す日を来るという願いが込められているそう。
BMW X2「Edition Sunrise」のエクステリアは「アルピンホワイト」のボディカラーを基調として、ドアミラー、サイドに、特別色の赤いラインが配されています。
さらに、「メルボルンレッド」をまとうボディカラーも特別に設定されます。BMWでは、赤は活発さを表現するとして「陽は、また昇る」をコンセプトに掲げた特別仕様車に採用したそう。
ここで紹介するBMW X2は、コンパクトSUVでありながら広い後席や使いやすいラゲッジを備えているのが特徴。同特別仕様車は、2.0Lディーゼルエンジンの「BMW X2 xDrive 18d M Sport Edition Sunrise」として設定されています。
見どころは、通常のカタログモデルには設定されていない「M Sport」仕様であること。X2のボディサイズは全長4375×全幅1825×全高1535mmで、全幅は1.8mを超えるワイドな設計ではありますが、日本でも比較的扱いやすいサイズで、シティユースからキャンプなどのアウトドアまで向くSUV。
今回の限定車は、「Edition Sunrise」専用エクステリアデザインに加えて、19インチの「Mライトアロイホイールダブルスポークスタイリング715 M」、アダプティブサスペンション、「Mエアロダイナミクスパッケージ」「Mリヤスポイラー「Mレザーステアリングホイール」、「BMW Individual ハイグロスシャドーラインエクステリア」、「アルミニウムヘキサゴンアンソラジットトリム」が装備されています。
インテリアカラーは、「パーフォレーテッドダコタレザーシート」の「マグマレッド」と「ブラック」が設定されています。
「BMW X2 sDrive18d M Sport Edition Sunrise」は200台限定で価格は554万円。
同じ2.0Lディーゼルエンジンを積む「X2 xDrive18d M Sport X Edition Joy+」は527万円、「X2 xDrive18d M Sport X」は552万円です。
「M Sport X」は、エクストリームスポーツにインスピレーションを受けた仕様で、オフロードテイストが付加された仕様。
今回の限定車「BMW X2 sDrive18d M Sport Edition Sunrise」は、上記の特別装備や「M Sport」仕様であることを考えると、買い得感のある価格設定といえます。
(塚田勝弘)
【関連リンク】