往年の名車を現代風に再現! これで公道OKってのもスゴイ【福岡カスタムカーショー2011】

CB1300からスーパーカブまで、どんなバイクでもポートを削らなきゃ気が済まないという超コダワリのお店、福岡のタジマエンジニアリング。

同社が製作した車両は、81年の鈴鹿8耐優勝をはじめ、数々の栄光に輝いたレーシングモデルRS1000を現代的な解釈の元に再現したもの。

実際のRS1000同様、ベースはCB900を使用。フレームは剛性アップのためサイドバーを追加したり、リアサスペンションの取り付け位置を変更。ホイールはマービック、フロントフォークはRC30用をベースとしたワンオフ。エンジンはクランクのカウンターウエイトを削った他は、重量合わせなどチューニングよりバランスを重視した仕様。マフラーはワンオフのタジマスペシャルだ。

レーサーレプリカ、というよりまんまレーサー風の佇まいだけど、ショー終了後には公認取得が予定されているとのこと。

(高橋陽介)

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高橋 陽介 近影

高橋 陽介

大分生まれ、博多育ち。幼少期にスーパーカーブームの直撃を受け、地方自動車誌を経てフリーライターに。初めての愛車は平成元年に購入したMR2。以後、スバルSVXやBMW-Z3・Mロードスターなど世間的にはマイナー扱いされている面々を乗り継ぎ、2022年、アガリの1台として私財を投げ打って996前期を購入。
車以外には「刑事コロンボ」や「マイアミバイス」、「007シリーズ」など海外ドラマや映画も大好物。
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