■タフさを強調するアクセサリーパッケージと、シルクベージュ内装の特別仕様車を設定
2019年12月に一部改良を受けたマツダCX-5。トップシーリングの吸音性向上など静粛性のブラッシュアップのほか、2つの個性が加わっています。
アクセサリーパッケージの「TOUGH-SPORT STYLE(タフ スポーツ スタイル)」は、前後アンダーガーニッシュやルーフレール、ラゲッジトレイ(ハードタイプ)、オールウェザーマットの5点セット(12万5000円)が用意された仕様で、撮影車両には7810円のドアミラーガーニッシュ(ブリリアントブラック)も装着されています。
タイヤは225/65R17で、アルミホイールはグレーメタリック塗装が施されています。撮影車両にも用意されているように、「TOUGH-SPORT STYLE」には別売のブリリアントブラックのドアミラーガーニッシュ(ディーラーオプション)と、17インチアルミホイール(メーカーセットオプション)の同時装着が推奨されていて、タフでスタイリッシュな雰囲気が漂います。こちらの撮影車両の価格は342万6500円です。
もう1台の「Silk Beige Selection(シルク ベージュ セレクション)」は、キャビンに明るさと、上品な印象をもたらすシルクベージュカラーのハーフレザレットシートをはじめ、LED室内照明、LEDフロントフォグランプ、IRカットガラスが装備されています。
こちらは街乗り中心で、SUVでもより高い質感を求める層にマッチしそう。「シルク ベージュ セレクション」の価格は296万4500円〜351万4500円。
ほかにも、新色として「ポリメタルグレーメタリック」のボディカラーが採用されたほか、助手席シートが回転して昇降するリフトアップ機構を備えた助手席リフトアップシート車(「PROACTIVE」がベース)も継続設定されています。付属のワイヤレスリモコンやシート両側のスイッチ操作で、お年寄りや身体の不自由な方の乗り降りをサポートします。
今回の一部改良で、SUVらしくアクティブな使い方から、上質なムード、ドライブを提供する仕様まで、CX-5に多彩な個性が揃っています。
(文/塚田勝弘 写真/長野達郎)