ベース車は映画で話題のあのクルマ! リバティウォーク「LB☆WORKS ランボルギーニ・ミウラレプリカ」【東京オートサロン2020】

 ■フォードGT40をベースにしたイオタっぽいミウラ

毎回、出展車のインパクトで他社を圧倒する勢いの「リバティウォーク」。毎年の出展車を楽しみにしている人も多いことでしょう。そして、あのクルマをもう一度見てみたいという人もまた数多くいます。

今回もニューモデルを多数出展したリバティウォークですが、再登場となったのがこのモデル「LB☆WORKS ランボルギーニ・ミウラレプリカ」です。

LBWKmiura リヤ水タイル
リアウインドウルーバーがミウラ&イオタらしい雰囲気をさらにアップ

ランボルギーニ・イオタのような、ランボルギーニ・ミウラのような、「LB☆WORKS ランボルギーニ・ミウラレプリカ」は、リバティウォークがフォードGT40をベースに架装を施したモデルです。

フォードGT40といえば2020年の新春に封切りされた映画「フォードVSフェラーリ」に登場するマシンで、まさに旬なクルマ。GT40は1960年代、ル・マン24時間で圧倒的な強さを誇ったフェラーリに勝つためフォードが製作したモデルです。

LBWKmiura 俯瞰
上方から見るとさらにミウラっぽく見える
LBWKmiura フロントフェンダー
イオタっぽく見える最大の要因はオーバーフェンダーとリベット処理のボディ

「LB☆WORKS ランボルギーニ・ミウラレプリカ」のベースとなったのは本物のGT40ではなくレプリカとのことですが、それでも市場価格は1000万円程度する価値のあるものです。それをランボルギーニにしちゃおうというのですから、リバティウォークのやる気はいつもすごいものです。

「LB☆WORKS ランボルギーニ・ミウラレプリカ」は最初はイオタのようにしたかったとのことですが、途中からコンセプトを変更し、ミウラのような顔つきが与えられたとのこと。ですので、ミウラのようで、イオタのような雰囲気になっているというわけです。

LBWKmiura 室内
ベースがGT40レプリカなので右ハンドル
LBWKmiura シフトゲート
無骨なシフトゲートがスポーツカーらしい

2018年の展示時はほぼブラックのボディにアドバンのロゴだけという程度のボディでしたが、今回の展示ではアドバンのストライプをあしらって完ぺきなアドバンカラーに変貌。さまざまなタイプのクルマ好きのハートに刺さる1台に仕上げられていました。

LBWKmiura フロントスタイル
ボンネットのエアアウトレットと給油口もイオタを想像させる

(文/写真・諸星陽一)

この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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