■埼玉トヨペットブースに2020スーパーGT新マシンが!
2020年1月10日(金)~12日(日)に幕張メッセで開催中の「東京オートサロン2020」。埼玉トヨペットブースで興味深い物をたくさん発見しました!
まず1つ目がブース中央に鎮座していたトヨタGRスープラ GT。埼玉トヨペットは2017年からスーパーGT GT300クラスに参戦しており、昨シーズンまでトヨタマークX MCで3年間戦ってきました。
そして今シーズンから、このトヨタGRスープラGTを導入することが発表されたのです!
なぜここにきて、マシンを変更することになったのでしょう。それは昨シーズンまで使用していたトヨタマークXの生産が終了するから。ディーラーチームとして、マーケティングと直結することにこだわったのだそうです。
トヨタGRスープラGTは、今シーズンからGT500クラスに導入される注目車。毎シーズン熱い戦いを繰り広げるGT300クラスを、メカニック達が自社製作にこだわりレースで得たノウハウが全て注ぎ込まれたオンリーワンのこのマシンでどう戦い抜いていくのか楽しみです。
またドライバーも発表され、同チーム2年目となる吉田広樹選手と昨シーズンF4でシーリーズ3位を獲得し若手注目ドライバーの川合孝汰選手のコンビとなりました。
吉田選手は今シーズン、スーパー耐久とGAZOO Racing86/BRZ Raceにも参戦。「スーパーGTでは川合君と切磋琢磨し、今までとは少し立場も変わってくるので今シーズンはチームを引っ張っていけたらなと思います。新しいマシンをシェイクダウンをしましたが、走り出しではシェイクダウンならではのトラブルもあって全て上手くいったわけでなかったですけれども、ポテンシャルも感じられました。でも正直、マークXに乗れない寂しさというのはありますね(笑)」とコメントしました。
スーパーGT初参戦の川合選手は、しっかり名前を覚えてもらおうとチームが川合選手のタスキを作り(初心者マーク付き!)、ちゃんとかけている姿が何とも可愛らしかったです。
これから愛されキャラになりそうな川合選手ですが、「みなさん、新年明けましておめでとうございます。カワイと書いてカワアイと申します。よろしくお願いします。今までシングルシーターしか乗ってこなくて、夢だったスーパーGTマシンに乗れるので感極まっています。初めての環境、初めてのマシンですがルーキーらしい元気ある走りと『あいつ凄いな、こいつ選んでよかったな』と言ってもらえるように頑張っていきます。応援よろしくお願いします!」としっかりご挨拶。
■ブース内にガレージ出現!?
ブース内でびっくりしたのが、トリック3Dアート。マシンの横に立ち、指定場所から写真を撮ってもらうとあら不思議。平面上だったアートが立体的に見え、まるでガレージの中にいるようになるではないですか! 撮ってもらった写真を見た時は、感動のあまり「凄~い!」と思わず声を出しちゃいました(笑)。
ちなみにキャンピングカー製作で定評のあるトイファクトリーとコラボして誕生した、グリーンバディの傍にもトリックアートコーナーがありましたよ。
この他にも昨シーズンまでスーパーGTで活躍したトヨタマークX MCや、埼玉トヨペットが立ち上げた第3のブランド「グリーンブレイズ」のカスタムエアロコンプリートカー、ペーパークラフトをその場で組み立て色を塗ることができるキッズコーナー、埼玉トヨペットの年表、見る角度で絵が変わる巨大写真、さらにはリクルート相談会まであり、見所満載な埼玉トヨペットブースでした!
(yuri)