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■中上選手はMotoGPの八村塁!? 母国での活躍に期待度マックス!
●ツインリンクもてぎでMotoGPをたっぷり楽しむなら「キャンプ&フェススタイル」に注目
いよいよ開催が迫ってきた「2019 FIM MotoGP世界選手権シリーズ第16戦 MOTUL 日本グランプリ」。10月18日(金)~20日(日)、ツインリンクもてぎ(栃木県)を舞台に世界最高峰の接近戦が繰り広げられます。
今年のMotoGPはマルク・マルケス選手(ホンダ)が圧倒的な強さを誇っており、第15戦タイ(10月6日決勝)の結果次第では年間チャンピオンが決定する可能性があります。
しかし、もしそうなってしまったとしても、がっかりすることはありません。日本グランプリは歴史に残る絶対王者マルケス選手の全盛期の姿を間近に見ることができる貴重なチャンスなのですから、ぜひツインリンクもてぎを訪れてみてはいかがでしょうか。ひょっとしたら20年後、「お爺ちゃんはマルケスの走りをナマで見たことがあるんじゃよぉ」と孫に自慢ができるかもしれません。
前売チケットは好評発売中です。すでに売り切れの席もあるので、早めのチェック&購入が吉ですよ。詳しくは、MotoGP日本グランプリのホームページ(https://www.twinring.jp/motogp/)をご確認ください。
●前夜祭にMotoGP全ライダー登場! キャンプ泊なら夜も満喫できる
日本グランプリの会場となるツインリンクもてぎでは、様々な魅力的なアトラクションを用意して観客を楽しませてくれます。
オススメな観戦方法の一つが、「キャンプ&フェススタイル」です。2018年にはなんと2万人がキャンプと車中泊で場内に滞在し、レースだけではなく、前夜祭や映画、グルメを堪能しました。今年はさらに多くの来場者が宿泊できるよう、そのエリアが拡大されています。
ヨーロッパではキャンプや車中泊をしながらグランプリウィークを過ごすのが定番ですが、ツインリンクもてぎではクラフトビールや鮎の塩焼きが楽しめるグルメスペースをはじめ、セブン・イレブン特設店舗やモバイル充電用電源などホスピタリティが大充実しているのがポイント。女性や家族連れも快適に楽しい夜を過ごせることでしょう。
そして今年の前夜祭は、なんとMotoGPクラスの出場全ライダーの出演が決定しています。全MotoGPライダーが出演するステージは日本グランプリだけ。走行を終えてリラックスした表情でトークショーに臨むトップライダーの姿を拝める機会は滅多にありません。18日(金)と19日(土)の両日、16時~19時に開催が予定されていますから、ファンは見逃し厳禁です!
●決勝日だけの観戦ならパーク&バスライドもあり
ということで、本来ならば18日(金)からツインリンクもてぎ入りして、たっぷりと3日間、MotoGP漬けになっていただきたいところですが、どうしても都合が付かずに決勝日だけ観戦する、という方にご紹介したいのが「パーク&バスライド」です。これは最寄りの場外の臨時駐車場まで自家用車で訪れて、そこから先はバスで移動するというもの。場内での駐車場混雑を避けることができるのがメリットです。
9月21日からは、「日本自動車研究所・城里テストセンター」が臨時駐車場となった「バスライドパーキングBエリア」が前売2,000円(消費税8%込)、当日3,000円(同)で発売開始となっています。水戸方面からのアクセスを考えているなら、こちらの利用が便利です。ただし、別途観戦券が必要なのでご注意ください。
●盛り上げ役として大活躍(予定)のレイザーラモンRG参上!
さて、そんな盛りだくさんの日本グランプリをさらに盛り上げてくれるのが、レイザーラモンRGさんです。RGさんといえば、バイク芸人が主なメンバーの「RGツーリングクラブ」のリーダーとしても有名な存在。最近、名車CB1100RをモチーフにドレミコレクションがカスタムしたホンダCB1100を購入するなど、バイクにどっぷりハマっています。
今年もRGさんは、レースウィーク中はフル稼働の予定。仲間のバイク芸人と一緒に前夜祭に登場したり、ツインリンクもてぎ周辺で行われるパレードラン(グランプリロードR123パレード)に参加したりと大忙しです。「吉本興業のイベントでもここまで働きませんよ。でも、ツインリンクもてぎさんのためならナンボでもやります。サーキット内の各地に出没して、皆様を飽きさせないよう頑張ります!」と、抱負を語ってくれました。
前述した通り、レースウィーク中はN5駐車場がキャンプや車中泊ができるエリア(オーバーナイトスクエア)として夜間開放されているのですが、RGさんはそこにも来場予定です。「今、空前のキャンプブームが来てます。RGツーリングクラブにもキャンプ達人のとろサーモン・村田がいますから、そいつを連れて行きます」とRGさんは助っ人の投入を宣言しました。
さらにRGさんは「RGツーリングクラブのコネを最大限に使って、レジェンドライダーも連れて行きますよ」と予告。その候補の一人は中野真矢さんとのこと。「中野さんは、RGツーリングクラブのメンバーでもありますからね。それと中野さんのショップ(56デザイン)は千葉にあるんですが、先日の台風で大きな被害を受けた千葉を応援する意味でも、機会があれば56デザインさんにぜひ足を運んでください」と、ツーリング仲間にエールを送っていました。
さて、バイクだけではなくMotoGPに関してもかなりのマニアであるRGさん。テレビ中継の解説を務めるチュートリアル・福田充徳さんから色々と教えてもらっているそうです。
「MotoGPって、聞けば聞くほど奥が深いんですよねぇ。例えば、最近ヤマハの調子が今ひとつじゃないですか。ヤマハのエンジンはインラインフォー(直列4気筒)ですけど、それはV型4気筒に対して…(以下略)」と語り始めたら止まらないくらいです。
●MotoGPの表彰台に立つのは中上、リンス、ドヴィツィオーゾ!?
そんなRGさんに、今年の日本グランプリの表彰台メンバーを予想していただきました。ではRGさん、3位は誰でしょうか?
「もしマルケス選手がチャンピオンを決めた後だったら、そんなに気合が入っていないので他のライダーにチャンスがあるはずです」と前置きした上で、「最近、キング・オブ・コントでどぶろっくが優勝しましたね。どぶ…どび…どゔぃ…からのドヴィツィオーゾでしょう! どぶろっくとアンドレア・ドヴィツィオーゾ選手はお互い苦労人というところも共通してますから、彼らは応援したくなりますね。ドヴィツィオーゾ選手はツインリンクもてぎが得意ですし、期待できます」。まさか、どぶろっくとドヴィツィオーゾ選手が結び付くとは思いもしませんでした。
続いて、2位はいかがですか?
「スズキのアレックス・リンス選手です。ボクは今、M250S(スズキの250SBをベースにヨシムラがカスタムしたモデル)というバイクにも乗っているんですけど、マニュファクチュアラー推しです」。ちなみにRGさんは、昨年、細川たかし師匠の髪型にサングラスをかけて、スズキの青いジャケットを着て青木宣篤さんのモノマネをしていたところ、チームスズキエクスターのスタッフに大ウケだったというエピソードもあります。
さぁRGさん、優勝はいったい誰だと思いますか!?
「ズバリ、中上貴晶選手でしょう! バスケの世界では八村塁選手が話題になっていますが、選ばれしMotoGPライダーの一人である中上選手は同じくらいスゴい人だと思います。中上選手はすでに世界を相手に戦っていますが、八村選手はまだNBAでは試合してませんし(笑)。中上選手は最近、調子を上げてきてますから、上位陣が崩れたら可能性がないわけじゃないですよ!」と大胆予想。これが実現したら、ツインリンクもてぎは大フィーバー間違いなしです。
RGさんは、Moto2とMoto3でも日本人の活躍に期待しています。「Moto3はひょっとしたら、表彰台独占だってあるかもしれません」と分析。
ちなみに、現在、ラグビー日本代表キャプテンであるリーチ・マイケルさんのモノマネがヒットしているRGさんですが、バイクでもネタを模索しているそうです。それは決してお笑いのためだけではありません。
「リーチ・マイケルさんのモノマネをすることで、多少なりともラグビーの普及に貢献できたかな、とボクは思っているんです。同じことが、MotoGPでもできたらいいですね。側面からもMotoGPの盛り上げに貢献できれば」と、いつになく真剣な表情で語るRGさん。
「例えばもみ上げを伸ばして『ロン・ハスラム』っていうのはどうですかね? スズキの鈴木会長っていう案もあるんですが…えっ、それだったらホンダの八郷社長の方がいいですか? うーん、黒縁メガネがあればいけるな…」と、真面目なんだか不真面目なんだかよく分からなくなってきましたが、ひょっとすると日本グランプリでRGさんの新作モノマネを見ることができるかもしれませんよ!
最後に、RGさんに例のやつをお願いしてみました。
「MotoGPあるある〜、『マルケスとロッシ、シーズン後半になると揉めがち』」
(長野達郎)
【関連リンク】
MotoGP日本グランプリ(ツインリンクもてぎ)
https://www.twinring.jp/motogp/