9月最初の週末となる7日、大分県はオートポリスにてSuper-GT第6戦が開催されました。
予選日となったこの日の午前中に行われたフリー走行では、今シーズン苦戦を強いられているNSX-GT勢の#17 KEIHIN NSX-GTと#8 ARTA NSX-GT がそろって好タイムを記録、午後の予選に期待が膨らみます。
そして迎えた午後の公式予選。14時50分から行われたQ1では、フリー走行での好調を維持した17号車ベルトラン・バゲット選手がトップタイムでQ2に進出を決めます。2位から5位には今シーズン好調のLEXUS勢が入り、8号車 伊沢 拓也選手はトップから0.967秒差の7位でQ2に滑り込みます。
赤旗中断もなくオンタイムで行われたQ2でも17号車の好調さは留まることを知らず、塚越 広大選手が全体通してこの日最速となる1’33.262というタイムを叩き出し、NSX-GT勢としては今季初、17号車としては昨年の開幕戦岡山大会以来のポールポジションを獲得しました!
また2番手には8号車 野尻 智紀選手が入り、フロントローをNSX-GTが独占する予選となりました。
予選後の会見でQ2を担当した塚越選手からは、第4戦のタイラウンドで良いセットが見つかり、それをベースに前戦富士そしてSUGOでのテストでも良い感触を得ていると、HONDAファンにとっては翌日の決勝に向けても非常に期待の持てるコメントがありました。
このままNSX-GT勢が逃げ切るのか、LEXUSや日産がそれを阻むのか、注目の決勝は8日14時30分スタートの予定です。
(H@ty)