クルマ知識に自信がある方はぜひ力試しを! くるまマイスター検定試験が11月に開催

●8回目を迎える「くるまマイスター検定試験」の概要が発表

問題:1967年以誕生し、300台余りが生産されたトヨタ2000GT、開発パートナーとなった二輪車メーカーは次のうちどれでしょうか?
①トライアンフ
②カワサキ
③ドゥカティ
④ヤマハ

自動車に関する総合知識を問う、日本で唯一の検定試験「くるまマイスター検定」。上記の問題は、このくるまマイスター検定の2級で、過去に出題された問題のひとつだ(ちなみに正解は④のヤマハ)。

くるまマイスター検定記者発表&日本ベスト・カー・フレンド賞授賞式

2014年から毎年開催されており、今回で8回目となる、この検定。クルマファンの醸成に貢献する一大イベントとなっており、8月26日、くるまマイスター検定の応援団長を務めるテリー伊藤さん、同応援団のモータージャーナリストの竹岡圭さんによって、企画の概要が発表された。

応援団長のテリー伊東さん
モータージャーナリストの竹岡圭さん

1.くるまマイスター検定とは?

「くるまマイスター検定」は、最難関の1級から、中級レベルの2級、初心者向けの3級、中学生以下を対象としたジュニア検定、そして今回から安全運転やメンテナンスに関する4級も行われる。1級の受検には、2級に合格している必要がある。

くるまマイスター検定のクラス分け

2.1級に合格するのは至難の業!

テリー伊藤さんによると、「クルマのソムリエのようなモノ!名刺に書いてもいいので、とても箔が付きますよ!難関の1級は知り合いのクルマ雑誌の編集者の方でも9割は受からないよ」とのことで、知識に自信のある方でも、1級合格はなかなかハードルが高いようだ。

検定試験についてコメントする二人

しかし、そんなくるまマイスター検定の攻略法について、竹岡圭さんは、

「公式ガイドブックがありますので、そちらをご参考に受検対策をしてください。また、会員同士で解きあう中で知識を深めあうWEBコミュニティ「カーデイズ」も利用し、両方で対策をされればバッチリです」とのことで、やはりどんなに知識に自信のある方でも、多少の受検勉強は必要なようだ。

3.検定開催記念のプレゼントキャンペーンも

「検定には興味のない」という方も、「くるまマイスター検定」の公式HPは、チェックしておいて損はない。「スイフトスポーツ」や「オートバックスグループギフトカード」などが当たる、大プレゼントキャンペーンを実施中なのだ。さらに検定受検に申し込むと当選確率が5倍になる、とのことで、どうしても欲しい方は受検されることをお勧めする。

4.受検方法

検定試験の受験申し込みや詳細については、公式サイトに記載されているので、よく見ていただきたい。

また、同時に行われた「日本ベスト・カー・フレンド賞」の受賞式では、受賞された片岡愛之助さん(愛車:ポルシェ911ターボSカブリオレ)、長山洋子さん(愛車:トヨタソアラ)、横山剣さん(愛車:キャデラック)の3名の方が登壇。検定開催に華を添えていた。

同時に行なわれた「日本ベスト・カー・フレンド賞」の受賞式

なお、最難関の1級を受けるには2級の合格が受験資格となる。とにかく、クルマ知識に自信がある方は是非、くるまマイスター検定を受けてみてほしい!

(文:吉川賢一/写真:鈴木祐子)

【関連リンク】

くるまマイスター検定(くる検)| 自動車知識に関する唯一の検定
https://www.meister-kentei.jp/car/

この記事の著者

Kenichi.Yoshikawa 近影

Kenichi.Yoshikawa

日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイラインやフーガ等のFR高級車の開発に従事。車の「本音と建前」を情報発信し、「自動車業界へ貢献していきたい」と考え、2016年に独立を決意。
現在は、車に関する「面白くて興味深い」記事作成や、「エンジニア視点での本音の車評価」の動画作成もこなしながら、モータージャーナリストへのキャリアを目指している。
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