●2019年のデトロイトモーターショーに出展された「Lexus LC Convertible Concept LC」が市販化!
レクサスは、フラッグシップクーペであるLCのコンバーチブルモデル「LCコンバーチブルモデル」の市販化を発表し、イギリス・サセックスで2019年7月4日(木)から開催された「Goodwood Festival of Speed 2019」において、試作車をワールドプレミアしました。
LCのコンバーチブルモデルは、同ブランドが提唱するラグジュアリーライフスタイルの新たな提案として開発され、クーペモデルとともにラインアップの頂点として、飽くなき美の追求と感性を刺激する唯一無二の存在と位置づけられています。
LCらしいダイナミックなデザインと走行性能が調和した独創的で流麗なスタイリング、「より鋭く、より優雅に」をコンセプトとする優れた走りを継承するとともに、コンバーチブルモデルならではの自然との一体感や運転の気持ち良さを提供できるそうです。
また、寄りの写真で見るとQRコードのような、独自のカモフラージュが施された試作車でヒルクライム走行も披露しています。今回の走行では、「LEXUS TEAM KeePer TOM’S」からSUPER GT GT500クラスに参戦しているニック・キャシディ選手がドライバーを務めています。なお、ヘルメットまで同じカモフラージュが施されています。
レクサスは、LCが持ち味とするリニアですっきりとしたステアリングフィールや、心地良い走りのリズムにより磨きをかけるため、この「Goodwood Festival of Speed」を皮切りに世界各地で走り込みクルマを鍛えていくと表明。
Lexus International Executive Vice Presidentである佐藤恒治氏は「Goodwood Festival of Speedは、新旧の名車とドライバーが集う歴史ある自動車の祭典であり、自動車文化を継承・発展させる場所であると考えています。レクサスにとってこの場に参加できることは大変光栄なことで、2016年のフラッグシップクーペLCに続き、再びこの地でLCコンバーチブルモデルの試作車をいち早くお披露目できることはこの上ない喜びです。市販モデルの発表にもぜひご期待ください」とコメントしています。
ライバルとなりそうなのが、メルセデス・ベンツSLやBMW8シリーズ・カブリオレなどの高級カブリオレ。こうした大型オープンエアを常に品揃えしておくことも高級ブランドとして欠かせない施策といえそうです。
(塚田勝弘)