【SUPER GT2019】ラスト1分の攻防が凄まじかったタイの予選

6月29〜30日にタイのチャン・インターナショナル・サーキットで開催中の「2019 AUTOBACS SUPER GT Round4 Chang SUPER GT RACE」。その予選が29日に行われました。

見事ポールポジションを獲得したのは25号車 HOPPY 86 MC。なんと2戦連続でのポールポジションを獲得です。

ですが、易々とポールポジションを獲得したわけではありません。Q2のラスト2分は毎周ごとにトップが入れ替わるというサバイバルマッチ! その相手が56号車 リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rでした。

そもそもこのチャン・インターナショナル・サーキットでのコースレコードはHOPPY 86 MCが持っていましたが、それを更新、また更新と2台の激しいタイム争いの末にHOPPY 86 MCがただひとり31秒台に突入の1分31秒839を出してポールポジション!

経済的な理由によるチーム存続の危機など様々な噂や報道がなされていたHOPPY 86 MCとつちやエンジニアリングですが、そんな雰囲気を吹き飛ばす2連続ポールポジションで30日の決勝を迎えます。

なお、予選3位にはD’station Vantage GT3が入っています。決勝レースはタイ現地時間で30日15時、日本時間で17時から始まります。

(写真:松永和浩・高橋秀彰 文:松永和浩)

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松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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