6年ぶりにフルモデルチェンジした「Audi RS 4 Avant」が1月28日に発売

●「Audi 90 quattro IMSA GTO」からインスプレーションを受けたエクステリアに注目

アウディ ジャパンが1月28日、Audi Sportが開発を手がけたAudi A4シリーズのトップモデル、新型「Audi RS 4 Avant 」を2013年以来6年ぶりにフルモデルチェンジして発売しました。

先進安全装備(マトリクスLEDヘッドライト、アシスタンスパッケージ等)を充実させており、新開発 2.9L V6ツインターボエンジン(450ps/600Nm)を搭載。8速ティプトロニックトランスミッションとquattroフルタイム4WDシステムの組み合わせにより、0-100km/h加速は僅か4.1秒。

その一方で、アウディ独自の燃焼方式の採用により、11.2km/L(JC08モード)の省燃費を実現しています。

リヤアクスルには左右の駆動力配分を最適化するスポーツディファレンシャルを装備することにより、大パワーを確実に路面に伝達、優れた高速安定性と操縦安定性を実現。

Audi 90 quattro IMSA GTOからインスピレーションを得たエクステリアデザインは、RSモデル専用のシングルフレームグリルや大型のエアインレット、さらに専用の前後バンパー、リヤディフューザーを採用することで、スポーティさが強調されています。

またインテリアでは、ファインナッパレザーのSスポーツシートをはじめ、フラットボトムのRS革巻きマルチファンクション スポーツステアリングホイール、RS専用のシフトゲート、イルミネーション付きドアシルトリムなどを採用。

メーターパネルには、12.3インチのTFT(液晶)ディスプレイにスピードメーターやタコメーターに加え、ナビゲーションシステム、Gフォース、トルク値などの情報も表示できるアウディバーチャルコックピットを標準装備しています。

新型「Audi RS 4 Avant 」の車両価格は1,196万円となっています。

Avanti Yasunori・画像:Audi)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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