【ジープラングラー試乗】ボディは2種、エンジンも2種用意。来春には強力なモデルも登場予定

11年ぶりにモデルチェンジを果たしたジープのヘビーデューティモデルであるラングラー。日本に輸入されるモデルは2タイプのボディと2種のエンジンを組み合わせたものとなっています。

まずボディタイプですが、ロングとショートの2種あります。ロングは全長が4870mm、ホイールベースが3010mm。ショートは全長が4320mm、ホイールベースが2460mmとなります。

全幅はすべて1895mmとかなり広め、全高はショートが1825mm、ロングは1840mmおよび1845mmとなります。

エンジンはV6の3.6リットル(284馬力)と直4の2リットルターボ(272馬力)が用意されますが、ショートはV6のみを搭載しますので、組み合わせとしては3種となり、3.6のショートがスポーツ、2.0ターボのロングがアンリミテッド・スポーツ、3.6のロングがアンリミテッド・サハラというグレードになります。

現在、アンリミテッド・サハラは発売初期ということで「アンリミテッド・サハラ・ローンチエディション」となっています。

サスペンションは前後ともにコイル式の5リンクリジッドでストロークを稼いでいます。駆動方式はパートタイム式の4WDで、後輪駆動の2WD、ハイギヤード4WD、ローギヤード4WDの3つの走行モードを持ちます。ミッションはすべて8速のATです。

現状はこの3タイプのみの販売ですが、来春にはクロスカントリー性能をアップした「ルビコン」というグレードが追加される予定です。

(文/写真・諸星陽一)

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諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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