2018年上半期の登録車ランキングにおいて、日産車として48年ぶりに首位を獲得したノート。もちろんe-POWERがその立役者になっていて、国産コンパクトカーでは、トヨタ・アクアと激しいトップ争いを繰り広げています。
2018年9月25日、そのノートe-POWERに「ノート e-POWER NISMO S」が追加されました。「ノート e-POWER NISMO」と同様にNISMO(ニスモ)の専用チューニングが施されています。
専用ボディ補強や専用サスペンションなどの採用に加えて、インバータとコンピューター(VCM)に専用チューニングを施し発電量を増加させ、同時に減速機を強化。
「ノート e-POWER NISMO S」は、最高出力100kW、トルクは320Nmと、「ノートe-POWER NISMO」に比べて約25%も向上され、よりスポーティでパワフルな走りを実現したハイスペック仕様となっています。
また、「ノート e-POWER NISMO」が用意する「NORMAL」「S」「ECO」というドライブモード設定に加えて、「S」と「ECO」のモードにも「B」レンジを設定。これにより、スポーツ走行で圧倒的なパフォーマンスを引き出すことはもちろん、エコランがしやすくなるなど、シーンに応じた走りが可能としています。
内装は、黒を基調に赤のアクセントカラーが配されるほか、スポーティなレカロ仕様も用意されるスポーティな仕立て。
ノートe-POWERは、ノーマル仕様でも電動駆動らしい鋭い加速が可能で、「ノート e-POWER NISMO」はさらに刺激的な走りが楽しめますから、最もスポーティな「ノート e-POWER NISMO S」は、走りも燃費も妥協したくない人にとって見逃せない選択肢になりそう。
「ノート e-POWER NISMO S」の価格は、267万1920円(レカロシート仕様は294万1920円)です。
(塚田勝弘)