クルマとの付き合い方には多様な購入方法があるだけでなく、リースやシェアリング、レンタカーなど様々な方法があります。ボルボなどの欧州勢では、EVを販売するだけでなく定額料金サービスのサブスクリプションという手法を使う流れもあります。
そんな中、FCAジャパンが2018年10月1日から個人向けカーリースの販売を開始すると発表しました。「パケットFIAT」と命名された個人向けカーリースは、FCAジャパンと住友三井オートサービスが共同開発したリース期間5年の商品。対象車種は「フィアット」ブランドで主力小型車となる「Fiat 500(フィアット・チンクエチェント)」です。
「パケットFIAT」は、近年の個人リース需要の高まりを背景として、幅広いユーザー、とくに初めてのカーライフを迎える層に、チンクエチェントを気軽に、そして安心して長く乗って欲しいという想いから開発されたそう。
この商品には、FIATオリジナルのメンテナンスプログラムや延長保証が含まれています。「パケットFIAT」では新車販売同様にフィアット正規ディーラーから車輌が販売され、契約締結は住友三井オートサービスとの間で行われます。
毎月のリース料には、通常クルマの購入時にかかる車両代、登録諸費用などのほか、自動車税(毎年)、重量税・自賠責保険料(3年目継続車検時)、パケットFIATオリジナルのメンテナンスプログラム、および通常保証3年+延長保証2年が含まれています。また、ドライブレコーダー、バックカメラ、スタッドレスタイヤといったアクセサリーも追加オプションとして選択可能。価格は車種やプランにより異なりますが、月々3万円〜となっています。
(塚田勝弘)
【関連リンク】