現役Moduloレースクイーンがサーキットレースデビュー!安藤麻貴さんがN-ONEオーナーズカップに出場

Moulo Smileとして活躍中の安藤麻貴さんの突然の発表が8月16日のSNSで大きな話題になっています。その内容とは、現役レースクイーンである彼女が8月18日開催のN-ONE OWNER’S CUP第11戦 ツインリンクもてぎで、なんとサーキットレースにデビューするというのです。

 

N-ONE OWNER’S CUPはわが国で開催されるサーキットレースの中でも一番手軽に参加できることで知られるこのレースですが、実際のレベルはかなり高いといえます。その最たる理由は140km/h前後で速度リミッターが作動してしまうところ。最高速を伸ばせない代わりにコーナーリングスピードが重要となるため、テクニックが重要となってくるからなのです。

安藤麻貴さんは今シーズンのModulo SmileとしてSUPER GTのModulo KENWOOD NSX GT3やスーパー耐久のModulo CIVIC TCRのレースクイーンをしていますが、趣味は釣りとレーシングカート!そのレーシングカートの経験を活かしてのレース参戦となるのですが、競技用の国内A級ライセンスを取得したのは今年に入ってから。

サーキット走行自体は富士スピードウェイや岡山国際サーキットで経験済みとのことですが、N-ONEでサーキットを走るのは初めて。そしてもてぎも初めて。

そんな安藤麻貴さんに、レース前日の8月17日に行われたフリー走行の直後に直撃インタビュー。初めてのN-ONEでのツインリンクもてぎの走行の感想を聞いてみました。

「挙動がカートと違うので気をつけながら走行しているのですが、ついカートのつもりで動かしちゃうのが課題です。ブレーキの離し方やステアリングを切ったときの入り方が全く違うんです。走り続けているとブレーキがどんどん奥になっていくのですが、ブレーキが奥になると立ち上がりが遅くなってしまったりテールが流れたりするのでかなりタイムロス。フリー走行で少しは慣れたと思いますけど、明日の予選や決勝では丁寧に乗りたいですね」

かなり控えめなコメントですが、しかし実際にカートなどを経験していなければ出てこないワードが満載。それにしても写真を撮っていた筆者の目にはかなり攻めた走りに見えました。なんせ内輪が浮くほどですから。

N-ONE OWNER’S CUPの実況アナウンサーで、ご自身もこのレースに参戦したことがあるピエール北川さんも安藤麻貴さんにアドバイス。たとえレーサーとしてサーキットに来ていても愛されキャラであることに変わりはありません。

N-ONE OWNER’S CUP第11戦 ツインリンクもてぎは8月18日に予選と決勝が行われます。参加台数46台という大量エントリー。そしてスーパーフォーミュラ第5戦との併催で観客動員数もかなりのものと期待されています。

そんな大一番であるツインリンクもてぎでのN-ONE OWNER’S CUP。安藤麻貴さんはどんな走りを見せてくれるのでしょうか?

決勝レースもレポートしますのでご期待ください!

(写真・文:松永和浩)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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