井元貴幸 
スバル車の歴史の中で外せないのが、数々のワールドレコード。
初代レガシィの世界速度記録を始め、フォレスターの24時間速度記録等、スバル車はニューモデルが出る度に、数々の世界記録を樹立してきました。
10万キロの距離の平均速度の記録を出すという、とてつもない偉業をレガシィが達成していました。
1989年1月23日に発売前のレガシィセダンRSが樹立した速度記録は223.345km/h。それまでサーブ9000TURBOが保持していた213.299km/hを10キロ以上上回る驚異の記録を樹立。
その後メルセデスベンツE320CDIが2005年に225.903km/hという新記録を樹立するまでの16年間もの間レガシィが世界記録に君臨し続けました。
最近では先々代BH型レガシィが1998年4月23日にアメリカ・コロラド州の公道での速度記録に挑戦。1kmの区間平均速度で270.532km/hを達成したのを最後に大きな国際記録への挑戦は途絶えている。
個人的にはエクシーガで世界記録に挑み、世界最速ミニバンの称号を取って欲しかったです。
正直僕自身が、レガシィに興味を持ったきっかけでもある、この世界記録。
最近ではこういったワールドレコードへの挑戦も少ない中、BRZやFT-86ではデビュー前に是非何かのワールドレコードに挑戦して欲しいと思います。
（井元 貴幸）
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