日本初公開の「VIZIV TOURER CONCEPT」を含むVIZIVシリーズが集合。スバルデザインの「今」がわかるイベントが開催中

スバルは、東京・恵比寿にあるスバル恵比寿ショールーム「スバルスタースクエア」にて、特別展示「SUBARU DESIGN MUSEUM 〜 進化する、SUBARU独自のデザインの現場展 〜」を、4月7日(土)までの期間で開催しています。

このイベントは、スバルの新世代デザインの方向性を示したコンセプトカー「VIZIV」シリーズの5台を一堂に集めるという初の試み。目玉は、なんといっても今年3月のジュネーブ国際モーターショーでワールドプレミアされたばかりの「SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT」で、日本では初公開となります。

今回の展示では、スバルの新たなデザインテーマの「Dynamic × Solid」を取り入れたVIZIVのコンセプトカーが用意されました。まずは年代順に紹介していきましょう。

2014年3月のジュネーブ国際モーターショー発表した次世代クロスオーバーのコンセプト「VIZIV 2 CONCEPT」。新型インプレッサと新型XVのデザインベースとなったもので、そのディテールの多くがXVに盛り込まれているといいます。

2015年10月の東京モーターショーで初披露されたSUVコンセプトの「SUBARU VIZIV FUTURE CONCEPT」は、日本でのワールドプレミアされたこともあり、印象に残っている人も多いはず。これは現在、開催中のニューヨークオートショーで世界初公開された次期フォレスターへと発展しました。

昨年となる2017年10月の東京モーターショーで初披露されたスポーツセダンコンセプト「SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」は、エアインテークが示すように水平対向ターボエンジンを前提とした高性能モデルの将来像を示すもの。そういえば、WRXの未来を示すものであることは一目瞭然です。

そして、最新のコンセプトカーで日本初公開となる「SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT」はツアラーがテーマ。「PERFORMANCE CONCEPT」とは、フロントデザインが基本共通で、曲線の仕上げが異なるそう。その違いを実物で見比べることが出来るのも、同イベントの大きな楽しみといえます。

最後の一台は、実寸モデルではなく、モデルカーとCGで登場。2014年にプレイステーション3専用ソフト「グランツーリスモ6」に登場した「SUBARU VIZIV GT VISION GRANTURISMO」です。モニターだけの存在ですが、かなりスバルらしいユニークな高性能モデルに仕上げられており、会場での試乗も可能。もちろん、ヴァーチャルですが……。

この他にも、スバルデザインを象徴する歴史的なスバル車のデザインモックや過去と今のデザイン現場を表現した展示などもされ、スバルデザインの歴史と今を肌で感じることが出来ます。

さらに新生代スバルのデザインをより理解してもらうために、3月31日(土)、4月1日(日)、4月7日(土)の3日間、13時と16時に同会場ではスバルデザイン部のプレゼンテーションも実施される予定です。4月7日までの開催時間は、10時〜19時まで。新世代スバルデザインに興味がある方は、ぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。

(大音 安弘)

【関連リンク】

SUBARU DESIGN MUSEUM 〜 進化する、SUBARU独自のデザインの現場展 〜 | アクティブライフスクエア
https://www.subaru.jp/lifeactive/programs/design_museum_2018/