アウディのミドルクラス4ドアサルーン『A6』の高性能モデル『S6』がニュルで高速テストを開始、その模様を捉えました。
心地よいスキール音を鳴り響かせ、直線からコーナーへ正確なラインで入る様子が見られたようです。
ディテールは隠されていますが、大型ベンチレーション、シャープな最新ヘッドライト、クワッドエキゾーストパイプなどが確認できます。また徹底した空力対策がされた滑らかなフロントエンドにより、ダイナミクス性能が向上するといいます。
次期型では「MLB evo」プラットフォームを採用、ホイールベースを延長し居住性がアップ。よりエレガントなノッチバックボディへと進化するはずです。
パワートレインは現行モデルの4リットルV型8気筒から、ポルシェ『パナメーラ 4S』の2.9リットルV型6気筒ターボに変更。最高出力は450ps以上を発揮すると予想されています。
アウディ自慢の自動運転技術では、『A8』同様の「レベル3」トラフィック ジャムパイロットが採用されます。ワールドプレミアは「A6」が2018年、「S6」が2019年のスケジュールとされているようです。
(APOLLO)