Lセグメントのディーゼルエンジン仕様は、メルセデス・ベンツSクラスのディーゼルエンジンを搭載したハイブリッドがありましたが、2017年8月のマイナーチェンジによりグレード整理を受け、ディーゼルハイブリッドやプラグインハイブリッドがカタログから落ちています。
まるでSクラスと入れ替わるように、8月30日にBMW 7シリーズが一部改良を受け、初となるディーゼルエンジン仕様(ハイブリッドではなく)と4WDモデルが追加されました。
ディーゼルエンジン仕様には、3.0L直列6気筒の「BMWツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジン」を搭載。コモンレール式のダイレクトインジェクションシステムと2つの可変ジオメトリーターボを組み合わせることで、最大出力320ps/4400rpm、最大トルク680Nm/1750-2250rpmというアウトプットを得ています。さらに、4WDのxDriveを採用することにより、Lセグメントで唯一となるディーゼルエンジン&4WD仕様となり、多様なニーズに応えることが可能になっています。