安全性能を向上させた「ムーヴカスタム」はフロントマスクも大リニューアル。進化した「スマアシⅢ」も装備!

ダイハツのハイトワゴン軽自動車「ムーヴ」の上級スポーティバージョンといえる「ムーヴカスタム」。マイナーチェンジでLEDヘッドライトなどにより新フロントマスクを手に入れました。

さらに、ダイハツが積極的に採用している先進安全装備「スマートアシスト」は、タントから採用している小型ステレオカメラを用いた「スマートアシストIII」へと進化しています。

エクステリアの変更点は次のようになっています。

多灯薄型LEDヘッドランプを新開発し搭載(マニュアルレベリング機能・LEDクリアランスランプ付)
新意匠のメッキフロントグリル&フロントバンパーを採用
スモーククリアのインナーレンズを採用したリヤコンビネーションランプ(クリアクリスタル/LEDストップランプ)を搭載
新意匠の15インチアルミホイールをムーヴ カスタム RS“ハイパーSAIII”に採用
新意匠の14インチアルミホイールをムーヴ カスタム X に設定
新意匠のフロントLEDイルミネーションランプをムーヴ カスタム RS“ハイパーSAIII”に設定
レーザーブルークリスタルシャイン、レーザーブルークリスタルシャイン×ブラックのツートーンを新設定

前後の燈火類とフロントマスクを中心としたリニューアルで、カスタムらしい雰囲気を強めています。

インテリアの変更点は次のように発表されています。

新意匠のインパネガーニッシュ&ドアオーナメントパネル(ディープマルーン(幾何学柄))をカスタム RS“ハイパーSAIII”に設定
オーディオパネル(プレミアムシャインブラック/ブラック)の幅を左右1cmずつ縮小(ディーラーオプションの8インチメモリーナビを装着した場合を除く)
ドアアームレストを変更(ムーヴ カスタム RS“ハイパーSAIII”はプレミアムシャインブラック、ムーヴおよびムーヴ フロントシートリフトのカスタム X “Limited SAIII”、ムーヴ カスタム X はブラック)し、ドアトリム表皮の色、柄も変更
シート表皮を変更(ムーヴ カスタム RS“ハイパーSAIII”はレザー調×ファブリック(シルバーステッチ)、ムーヴおよびムーヴ フロントシートリフトのカスタム X “Limited SAIII”、ムーヴ カスタム X はフルファブリック )
エアコンレジスターガーニッシュにプレミアムシャインブラックを設定

さらにメーカーオプションとして「パノラマモニター」を採用しているのも進化ポイント。ルックスを磨き上げただけではなく、安全性能の向上も目覚ましいマイナーチェンジというわけです。

メーカー希望小売価格は、1,371,600 円~1,749,600円。エンジンはNA(自然吸気)とターボが設定され、各グレードに2WDと4WDが用意されています。

(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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