フランスの新しい大統領となったエマニュエル・マクロン氏が、パリの街を凱旋しました。その時に使われた車両はDS 7 クロスバックです。
DS7クロスバックは今年のジュネーブショーに合わせてお披露目された新型車で、実はまだ発売前。新しい大統領に新しいフランス車で華を添えたのでしょう。
さてそこで、歴代フランス大統領がどんなクルマに乗っていたのか、主だったものをいくつか集めてみました。
シャルル・ドゴ-ル大統領(任期1958-1969)
シトロエンDS
この車で1962年8月22日、映画にもなったジャカルの日にアルジェリア戦争のあおりで12人のアルジェリア系独立派に襲撃されるも逃げ切れたと言います。
ジョルジュ・ポンピドウ大統領(任期1969-1974)
シトロエンSM
スピ-ドマニアだったポンピドウはエンジン部分を改良しパワ-アップできるようにしたといいます。1971年に時のソビエトのブレジネフ書記長に同じタイプの車を贈呈しています。
ジャック・シラク大統領(任期1995-2007)
ルノー・サフラン
1995年の時はシトロエンCXに乗っていましたが2005年からはC6に乗っていました。サフラン ルノ-に乗り換えたのは前大統領ミッテランに敬意を表してつつましやかになったといわれています
ニコラ・サルコジ(任期2007-2012)
プジョー607PALADINE(パラディン)
彼のコンセプトはこれは2007年5月16日の勝利の時のパレ-ド用だけで、通常はルノ-VEL SATISを使っていました。
フランソワ・オランド(任期2012-2017)
シトロエンDS5(ハイブリッド)
当時の先端技術と考えられていたハイブリット車をPSAソショ工場で注文している。通常は、もう少し大きい ルノ-・エスパスを使っていました。
その時代のそれぞれの最先端の車両に乗っていたのがわかります。クルマに関しては皆革新系ということでしょうか?
(Gatasan Furukata)
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