ジュネーブモーターショーは2017年も「ボクの憧れ、ボクの恋人、スーパーカー♪」でいっぱい!

スイス・ジュネーブという場所柄、スーパースポーツカーやラグジュアリーカーの展示が多いことでも知られる「ジュネーブモータショー」。

2017年の傾向は、日本メーカーはスバルの新型「XV」や三菱の新型「エクリプス」といったSUVが目につきましたが、欧州車はやっぱり「スーパースポーツカー」。
ちなみに「スーパーカー」というのは日本独自の呼び名です。

何と言っても、どこのモーターショーでも安定の人気「フェラーリ」。フェラーリは必ずジュネーブで新型モデルを発表しますが、今回は「F12ベルリネッタ」の改良モデルで、フェラーリ最強の「812スーパーファスト」をワールドプレミア。フェラーリ初採用の電動パワーステアリングの「EPS」とフェラーリが特許を持つという「サイドスリップコントロール(SSC)」の最新版が導入されています。最高速は約337㎞/h!

「ランボルギーニ」は「ウラカン」の高性能版「ウラカン ペルフォルマンテ」を発表。
華やかな前社長ステファン・ヴィンケルマン氏が「アウディ・クワトロ」に移籍し、銀行員みたいな雰囲気(失礼!)の新社長がプレゼンテーション。量産車でニュルブルクリンク最高速の6分52秒01を記録したという。こちらも専用に開発された「エアロダイナミカ・ランボルギーニ・アッティーヴァ(ALA)」というエアロダイナミクス(空力装備)の導入。ちなみに5・2リッターV10エンジン、デュアルクラッチの7速ATで最高速は325㎞/h。艶消しオレンジが存在感を放っていました。

ほかにもイタリアの「パガーニ」が「ウアイラ」のオープンカー「ウアイラ ロードスター」を初公開。最高速は370㎞/hというから驚き。

しかし、さらにその上をいくのがフランスの「ブガッティ シロン」。新色の「ロイヤルブルー」バージョンを初公開。こちらは8リッターエンジンW12気筒。4つのターボで1500馬力。最高速は420㎞/hという…。

どのクルマも美しい。
まさに「僕の憧れ、僕の恋人、スーパーカー♪」ですね。(古っ!(笑))

(吉田 由美)