ダイムラー・ベンツとスウォッチによるsmartの登場は、1990年代のまだまだ遊び心が許された背景があったと思われます。日本では80年代から90年代にかけてパイクカーと呼ばれるBe-1やパオ、フィガロ、そしていまも現役で見かけるラシーンといったモデルを日産がリリース。トヨタは2000年代に入ってからWILLシリーズを投入しています。
一方のsmartは都市部のシティコミューターとして市販化され、スウォッチが撤退後は、4ドア版のフォーフォーを三菱コルトベースとして発売するなどの経緯を受けて、現行型はルノー トゥインゴとの兄弟車的なモデルに。