「グリップって何?」と考えさせられる!? MotoGPマシンが雪山を駆ける!

一度は聞いたことがあることでしょう「MotoGP」というレース。「バイク界のF1」といわれることが多い、バイクの最高峰レースです。このMotoGPに参戦しているマシンが今回、とんでもない場所を走った動画が公開されましたのでご紹介します!

舞台は雪のたんまり積もったゲレンデ。スキーやスノーボードであればワクワクが止まらないようなコンディションであることは間違いありません。


しかし、今回この地を駆けたのはレプソルホンダのRC213V。昨年のMotoGPで年間チャンピオンの結果を残したこのマシンも、さすがにこんな雪山に連れてこられるとは思っていないことでしょう!

そしてこのマシンを操るのは昨年のMotoGPの年間チャンピオンに輝いたスペイン人ライダー、マルク・マルケスです。

フルカウルのレーサーマシンでのレースに限らず、モタードマシンやオフロードマシンでのトレーニングにも力を入れる彼は、終始ワクワクしているご様子。彼はバイク好きな少年がそのまま大人になったような性格なので、このようなイベントはたまらなく好きなのでしょう!

「おっと危ない危ない」となりながらも、さすが世界一のライダー、後輪がぶれることに恐れる様子もなく雪上を走ります。

タイヤはおそらくミシュラン・パイロットロード4に鋲を打ち、いわゆるスパイクタイヤにしたものを履いています。地面に噛むことは間違えないですが、この場所ではグリップという概念自体がどこかへ行ってしまうような気がしますね…。

まったりした走行でも雪山ということだけで驚いてもらえると思いますが、それでは満足しないのがさすがマルケスと言えます!ウィリーまで見せてくれるサービス精神旺盛さに笑いが止まりませんね。

走行後はご満悦の様子。MotoGPのオフシーズンに良いリフレッシュになったのではないでしょうか!