私、塚本奈々美が2007年に設立した「シュアラスター女子カート部(JKB)」は、設立当初より女性ならではの視点で環境問題に取り組み、その一環として積極的にEVレースに取り組んで来ました。
さる11月3日には、筑波サーキットで日本EVクラブが開催した第22回ジャパンEVフェスティバルに出場、電動レーシングカート(ERK)のERK1クラスで昨年に続き連覇を果たし、2011年の優勝と合わせて3回目の優勝となりました。
今回のメンバーはJKBのさくらとさやか。この二人はカートに加え、JKBのドリフト部門でも活動しており、さやかは11月20日のD1レディースリーグ(日光)にもエントリーしています。
今季秋ヶ瀬サーキットのエンジンカートで2勝し、既にフォーミュラの練習もしている高校生カーターの武村奈々花は、まだ免許不所持のために本大会は選手として参加できませんでしたが、監督としてピットから的確な指示を出してチームをサポートしてくれました。
今回もDENSO、MITSUBAなど企業の「ワークス」チームを含む20台がエントリー、中には毎年「打倒JKB」を狙って挑戦されているチームもあるそうです(笑)
「燃費」ならぬ「電費」を計算しての綿密なレースが求められ、義務付けされた5回のドライバー交代を如何にスムースに行うか……、この辺はエンジンカートの耐久レースと同じで、JKBの抜群のチームワークが勝因の一つと言えます。
同大会ではコンバートEVクラスのレースも行われ、22回目を迎えてますます盛り上がりを見せるジャパンEVフェスティバルでした。