数年前からお手伝いさせていただいている電気自動車と触れ合うイベント「ジャパンEVフェスティバル」。
自動車ジャーナリストの舘内端さんが主宰のため、業界発展のために自動車ジャーナリストたちがほぼボランティアで参加しています。
イベントは参加型。自分たちで作ったEVを持ち寄って、会場である筑波サーキットのショートコース「コース1000」を走らせたり、展示したり、レースしたり。
私が担当したのは各メーカーの最新電気自動車、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FCV)のサーキット試乗の同乗インストラクター。
筑波サーキット内のショートコース「つくば1000」をお客様に2周づつ試乗していただきます。
ちなみに私が同乗したのは、BMWのプラグインハイブリッドモデル「BMW 225xeアクティブツアラー」。航続距離が280㎞に伸びた100%電気自動車「日産 リーフ」。アウディ初のプラグインハイブリッドモデル「アウディA3 eトロン」。
「225xe」は前輪はエンジン、後輪はモーターで駆動する四輪駆動で、車内の広さと燃費、そして走りのバランスが絶妙。
「リーフ」は、スタートスイッチを押した瞬間から、音やメーターなどの演出が‘ほのぼの’とした感じ。
そして「A3 eトロン」は、なかなかシャープに走るといった印象。
中には水素で発電した電気で走る燃料電池車「トヨタ ミライ」などもありましたが、2周なんてあっという間。
しかし、なかなか一度にいろいろなメーカーの‘電気自動車ファミリー’にサーキット試乗できる機会はそうないので、興味のある方にはいいチャンスだったのではないでしょうか。
(吉田 由美)