シトロエンC4クリーンディーゼルの279万円がバーゲン価格といえる3つの理由

プジョー、シトロエン、DSという3ブランドを展開するPSAグループが日本にクリーンディーゼル「BlueHDi」の導入を開始します。シトロエンの先陣を切ってクリーンディーゼルを搭載するのがC4、グレード名は「FEEL BlueHDi」となっています。

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ところで、この「C4 FEEL」にはガソリン直噴ターボエンジンも用意されますが、エンジン以外はほぼ同じ装備といえる、この2台の価格は20万円。メーカー希望小売価格は、ガソリン車が259万円、ディーゼルは279万円(いずれも消費税8%込)なのです。

クリーンディーゼルというと、排気処理装置のせいで値段が高くなりがちという印象もありますが、シトロエンのプライズタグからは、それほどの価格差が感じられません。むしろディーゼルのほうがリーズナブルに思えます。

その理由は3つあります。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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