モナコ王子の結婚パレード車は特殊装備のLexus LS!

7月2日に予定されているモナコ皇太子のアルベール2世王子の結婚式に、特殊装備のLexus LS600hが使用されるそうです。

Lexusの発表によると、このパレード車はモナコ皇太子のために製作されたワンオフモデルで屋根の後半部分が透明なポリカーボネート製となっているのが特徴。ベルギーのブリュッセルに拠点を置くLexusのエンジニアと、同じくベルギーの厳密な作業で知られるカスタマイズ専門会社との共同開発で製作された一台。

http://www.lexus.com/about/news/index.html#/view-0/model-0/page-1/article-Lexus_Reveals_Unique_Full_Hybrid_LS_600h_L_Landaul

観衆へのアピール性と安全性(防弾)の両立を目的に開発されたもので、何と、この透明ルーフ、厚さ8㎜ながらも26kgという軽量設計で脱着も可能だそうです。戦闘機やヘリコプターのキャノピーのノウハウが取り入れられている模様。車名は「LS600hLランドレー」で他ではメルセデスベンツのマイバッハに同仕様が有るとか。

日本価格は1億4200万円! モナコ公国に納入されるLS600h全7台のうちの1台で、Carat Duchatelet社が約2000時間以上をかけて、数々のカスタマイズを施したそうです。

ハイブリッド車の利点を活かしてパレード中はモーター駆動でゼロエミッション。日本のハイテク車と欧州のハイテク・カスタマイズ技術の融合で完成した特殊なLSは来月早々に世界の注目の的になるかもしれません。

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この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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