BMW傘下で「再生」されたMINIは、アレック・イシゴニスによる横置きエンジンのFF車による革命的といえるパッケージングやコンパクトなボディサイズとはかなり異なります。
「MINI」というブランドを巧みに使った戦略は、往年のMINIファンからは認められなくても、BMW MINIはしっかりと根付き、バリエーションを増やしています。
4枚以上のドアを備えていることが大ヒットの条件となっている日本では、MINIクロスオーバーが半数近いシェアとなっているという話も聞いたことがありますが、現在はベーシックなMINIに5ドアが設定されていますから、さすがにクロスオーバーの比率は少し下がっているかもしれません。