次期 BMW M5は V8 4.4L を得てモア・パワフルに!

次期 BMW M5の過酷なテスト走行シーンが見れる動画を発見。

このモデルは4月の上海モーターショーで 『コンセプトM5』 として公開されたもので、現時点ではスタディモデルとされていますが、ほぼこのままの姿で市販モデルが9月のフランクフルトモーターショーでデビューすると見られています。

http://www.youtube.com/watch?v=6aTbyxc9Ko0&feature=player_embedded

この映像は南フランスにある BMW のテストコースで収録されたようで、高速走行テストでスピードメーターが308㎞/hを表示しいているのが確認できます。 巨体ながらも、軽々とドリフトする様子やローンチコントロールによる強烈な発進加速性能をまざまざと見せつけてくれます。

 『コンセプトM5』は 5シリーズセダンをベースにしたハイパフォーマンスモデル。 5世代目となる次期 M5の特徴は現行の 5.0L V型10気筒から、4.4L V型8気筒ツインターボにダウンサイジングされている点。 

それでも現行の 500psを大きく上回る550ps以上の最高出力を発揮するそうな。 しかもアイドリングストップ機構などの採用で燃費や排気ガスは現行比で25%以上引き上げられるというから大したもの。

Mシリーズの特徴でもある専用のエアアウトレットや専用の20インチの鍛造ホイールなどが設定されており、ただ者では無い雰囲気を醸し出しています。日本のカーメーカーでオリジナルモデルのチューンに於いて、ここまで徹底して高性能に拘ったモデルはまだ見当たりませんが、BMWというブランドの中でMシリーズが果たす役割はかなり大きなウエイトを占めていると言っても過言では無いでしょう。

【画像がすべて見られない方は】 https://clicccar.com/2011/06/01/29969

(Avanti Yasunori )

                             

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる