新型レガシィは、ボディも走りも安全性能も上質進化!

新型レガシィではツーリングワゴンが廃止となり、B4セダンとアウトバックの2タイプになりました。スバル内でも廃止には賛否両論あったそうですが、ターボと共に二十数年の歴史を刻んだレガシィツーリングワゴンは、日本のクルマ史に名を残すことでしょう。

でも直噴ターボのレヴォーグがツーリングワゴンの後を継いだことで、新型レガシィはラージセダンとSUVワゴンに注力することができました。そしてサイズや質感、ドライビングの感性領域を大幅に進化させることで、スバルのフラッグシップに相応しいクルマとして生まれ変わったのです。

4■ドライビングの感性領域が大幅進化

「レヴォーグを日本のレガシィとして出す手もあったかもしれません。頭の中での模索にすぎませんが…」と語るのは、新型レガシィ開発責任者の内田上級PGM(プロジェクトゼネラルマネージャー)です。やはりツーリングワゴン廃止の背景には、様々な可能性が検討されていたのですネ。

新型レガシィでは、米国で認められた先代の居住性や4WDの走行性能をベースに、存在感のあるデザインや高品質なインテリア、上質なドライビングの実現を目指しました。特に人の運転感覚や乗り心地という、数値化できない感性領域に果敢にトライ。その結果、走行時の動的質感を、大幅に向上させることに成功したのです。

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