フォードとインテルが顔認識ソフトで安全性向上へ

フォードとインテルが顔認識ソフトウェアを使った車載技術の共同研究プロジェクトの立ち上げを発表しました。

Authenticating-the-driver2テーマは顔認識ソフトウェアの活用が主で、スマホを活用し車両のリモートコントロールなども想定。

FORDすでに、高級車では当たり前になっているシートやステアリングの調整などを、顔認識ソフトウェアを使うことで可能にしたり、登録したドライバー以外が車両を操作できないようにしたりするなどの盗難防止機能も備えています。

また、正しく認識されたドライバーが着座すると、運転中のスマホの使用を制限したり、スケジュールや好みの音楽など、個人的な情報がディスプレイに表示されたりするなど、インパネがよりパーソナライズされた空間になります。

FORD_02また、音声操作によってたとえばサンルーフの開閉なども可能になるとのこと。

自動運転ばかり注目されがちな車載制御分野ですが、こうした顔認識ソフトウェアを使ったクルマとインパネ、操作系のパーソナライズ化はこれから発展していく可能性を感じさせます。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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