北米での運転中のメールは非常に深刻な問題のようです。
先日も「<視聴注意>運転中のメールが引き起こす悲劇が激し過ぎと話題に【動画】」という記事を紹介しましたが、今回はホンダが公開した運転中のテクスティング(携帯電話のメールなどで文章をやりとりすること)が引き起こす事故の悲惨さを訴える動画です。
若い男女のショートメールのやりとりをそのまま再現しているのですが、男のほうはガールフレンドのところに向かっているクルマの中で、運転しながらメールを書いているようです。「プレゼント開けた?」「好きだよ」なんて、楽しく幸せな会話をしているのですが、突然悲劇が訪れます。
ところで、本来の動画のテーマとはズレるんですが、ちょっと興味深いのが、このショートメールの中の文章に出てくる表現。「You」を「U」って書いたりするのは比較的見る表現ですが、「jk」ってなんだ? 日本語で「jk」と検索しても、「女子高生」とか出てきちゃいますが、もちろんちがいます。これは「Just Kidding(冗談だよ)」の意味だそうです。さらに、「love」を「luv」と書いてますね。それから「OMG」。もちろん結婚相談所ではありません。なんと「Oh My God!(なんてこったい!)」の略だとか。そして「ETA」。これもまともに調べると数々のテロを引き起こしてきた「バスク祖国と自由」というスペインの民族運動団体がヒットしますが、もちろんちがいます。「Estimated Time of Arrival(到着予定時刻)」のことなんですね。いやー、アメリカの若者言葉も日本人の若者言葉のように、どんどん省略されたり新しく生まれたりしてるんですね。
ついでに、海外の動画を見ているとそのタイトルやコメントでよく出会う表現をほかにもいくつか紹介しましょう。「lol」これは「laugh out loudly」の略で、日本でいうと「ワロタ」「www」といったところ。それから「〜 like a boss」という表現がありますが、これは「鬼のように〜する」といったような感じでしょうか(ちょっとニュアンスちがうけど)、あと「:D」は、横から見てください。笑っている顔に見えるでしょ。これは「(^o^)」に近い感じかな。そんなふうに、ネットを見ていると、ちゃんとした出版物ではまず出てこないような表現が見られるところも面白いです。
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◆<視聴注意>運転中のメールが引き起こす悲劇が激し過ぎと話題に【動画】
https://clicccar.com/2013/11/15/236416/
(まめ蔵)