カーナビが当たり前のいまでも根強い人気を誇るカーオーディオ。センターユニットは1DINが完全に主流になっていますが、ケンウッドから2DINセンターユニットの新製品がリリースされました。
MP3/WMA/AAC/WAV対応DVD/USBレシーバーの「DDX375」は、6.1V型のタッチパネルを搭載。パッと見はカーナビですが、カーオーディオで、iPhone/iPodなどの幅広いデジタルメディアに対応するのが特徴です。
カーオーディオ市場では、DVDやUSB対応モデルの比率が高まっているようで、「映像を楽しみたい」というニーズが高まり、iPhone/iPodなどのデジタルメディアへの対応も必須になっています。
6.1V型タッチパネルはVGAモニターと高輝度ホワイトLEDを搭載し、メニュー画面もタッチ操作でスムーズにできます。対応メディアは上記の圧縮音源などのほかに、MPEG1/PEG2の映像データの再生や、DVD-R/RW(VRモード)に対応し、CPRM方式で録画した地デジのテレビ番組なども再生できます。
また、バリアブルカラーイルミネーション機能を搭載し、プリセットカラーの8色に加えて、各32段階調整することで約3万2000種類のオリジナルカラーを設定可能。
音質調整も充実しており、6種類のイコライザーから容易に音質を設定できるプリセットイコライザーに加えて、低音・中音・高音のそれぞれの周波数・レベルなどを設定できるトーン機能も搭載しています。
価格はオープンですが、店頭予想価格は3万円前後です。
(塚田勝弘)