すでにプロトタイプの試乗会を終え、10月上旬にも予約販売開始発表会が開催されるマツダ・アクセラ。最近のマツダ車らしいダイナミックかつスタイリッシュなエクステリアにも注目が集まっていますが、ハイブリッドも用意されるなど、「スカイアクティブ全部のせ」の期待のCセグメント車でもあります。
新型アクセラのターゲットは、CセグメントのベンチマークであるVWゴルフ7であることは容易に想像できますが、新型ゴルフの圧倒的な静粛性や剛性感、高速走行時のスタビリティの高さなどは、いまや同セグメントの枠を超越した感があります。ゴルフをキャッチアップすることはCX-5やアテンザなど出来のいいモデルを送り出しているマツダといえども容易ではないでしょう。
さらに、日本だけでなくMazda3という名の世界戦略車として新型も成功するには、当然ながら燃費も重要で、今年6月に大手新聞社や通信社などに、1.5Lを積むセダンのJC08モード燃費は19.6km/Lと回答していますから、現在の17.8km/Lから2km/L近い燃費アップになっています。注目のハイブリッドも含めてマツダの燃費攻勢から目が離せません!
(塚田勝弘)