BMW 3シリーズの特別仕様車は、300万円台でお買い得

BMWを代表するモデルであり、プレミアム・スポーツサルーンとして認知度の高い3シリーズ・セダンに特別仕様車が登場しました。 その名も、「BMW 320i SE(サン・ニー・マル・アイ・エス・イー)」といいます。メーカー希望小売価格は399万円、340台限定となっています。 

BMW 320i SE

スタンダードな3シリーズセダンは、6MTで439万円、8ATで450万円からのプライスタグを掲げていますから、400万円を切った特別仕様車は、ずいぶんと身近に感じるといえるのではないでしょうか。 

搭載されるエンジンは、2.0リッター直4ガソリン・ツインパワー・ターボで、最高出力は135kW(184ps)/5000rpm、最大トルクは270Nm(27.5kgm)/1250-4500rpmとなっています。さらに、高効率な8速ATと組み合わせ、オート・スタート/ストップ機能、ブレーキ・エネルギー回生システム、電動パワー・ステアリングなどの環境技術を投入することで、燃料消費率(JC08モード)は、16.6km/Llとなっています。「平成27年度燃費基準+10%」および「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」を達成、エコカー減税対象モデルとなり、自動車取得税および重量税が75%減税、さらに、翌年度の自動車税が50%減税となります。

また、装備面では、 コンフォート・アクセス(トランク・リッド・スマート・オープナー機能付)、HDDナビゲーション・システム(VICS3メディア対応)、USBオーディオ・インターフェース、ハンズフリー・テレフォン・システム、ETC車載器システム(ルーム・ミラー内蔵タイプ)、自動防眩ドア・ミラー/ルーム・ミラー、レイン・センサー、オートライト・システムなど、3シリーズという車格に見合った内容となっています。 

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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