クラウド型対応のメモリーナビをクラリオンが発売

いま売れているカーナビは、10万円以下のメモリーナビに集中しています。このクラスはPNDよりも本格的なナビ機能を備えつつ、多彩なオーディオソースやアプリに対応しているのが必須で、記憶媒体はHDDからSSDなどのメモリータイプに移行しています。

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類似商品が増え、競争が激化するのは必至ですが、クラリオンは独自のクラウド型情報ネットワークサービスを活用し、リアルタイムの情報と多彩なアプリに対応することで、機能を拡張しています。

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6.2型ワイドVGAディスプレイを搭載した「NX513」は、iPhone(4/4S)/Android(OS4.0以上)との連携で「YouTube」やインターネットラジオ、SNSなどをナビ画面で楽しめます。対応アプリはグローバルで定番の「Tuneln Radio」、人気アーティストが楽曲をリコメンドする「music Chef」、天気情報の「Weather4car」、「渋滞ナビ」など多数。

操作性では、スマホのような「フリックオペレーション」を採用し、地図画面の移動やAVメニューの選択などを「フリック」で行うことができ、拡大・縮小の操作は「ピンチイン/ピンチアウト」で可能です。

地図は2013年春版の「マップルナビ5」をベースとした最新データ搭載し、旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」約130冊分(約8万件)の観光ガイド情報を搭載しています。

AVメニューは、ワンセグをはじめ、CD/DVD/USBメモリー/microSDなどのほか、iPod/iPhone音楽再生、Bluetooth音楽再生(ハンズフリーフォンも対応)と多彩。さらに、独自の音響技術「Intelligent Tune」を搭載し、「サウンドリストアラー」、「ヴォーカルイメージコントロール」、「グラフィックイコライザー」など5つの機能により高音質で迫力あるサウンドを作り出すことができます。

価格はオープンですが、店頭予想価格は6万円前後。8月上旬から発売開始です。

■クラリオン「NX513」
http://www.clarion.com/jp/ja/products/2012/personal/navigation/navigation/NX513/jp-ja-product-hi_1259679785963.html

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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