特別ランチBOXも完売の鈴鹿8耐のオモシロさ!

80年代に巻き起こった空前のバイクブーム!
今40代のクルマ好きにとっても、若い頃は、バイクに夢中だったという人も、多いのでは無いでしょうか。

バイク好きにとっての真夏の祭典、今年の鈴鹿8時間耐久ロードレースは、そんな世代にとって、たまらないレースイベントになりました。
恒例の花火(予選日)  写真0

その台風の目はレジェンドライダー、ケビン・シュワンツ選手の、21年ぶりとなる8耐出場!
シュワンツ選手と言えば、「走れば優勝かリタイヤかのどちらか。」と言われるほどの激しい走りで、当時のファンを魅了したライダーだけに、大勢のファンが、鈴鹿サーキットに詰めかけました。

レース展開は、様々なメディアが伝えている通りなので、このお祭り騒ぎを、観客の視点でお伝えしましょう

写真1 
本戦前日、ケビン・シュワンツ選手は、イベントステージでのトークショーに登場。
たんなる記念出場ではなく、優勝を目指す並々ならない決意を語ると、集まったファンから歓声が起こっていました。

会場限定で販売されたケビン・シュワンツ特別ランチBOXは、レースが始まる前には販売完了するほどの人気!
写真2

 シュワンツ選手のライバルと言えば、レース中の怪我で引退した、ウェイン・レイニー選手。
シュワンツ選手が、レイニー選手のオリジナルカラーが施された、ヘルメットを被り登場すると、スタンドからはどよめきが起こりました。
写真3  写真4

 シュワンツ選手だけではなく、往年のライダー、ワイン・ガードナー選手やエディ・ローソン選手のマシンの展示もあり。

さらにキング・ケニーと呼ばれた、伝説のライダー、ケニー・ロバーツ選手のデモランが行われるなど、長年の2輪レースファンにはたまらないレースイベントでした。
写真5  写真6

 

写真7ボロボロになりながらピットに戻る清成龍一

レースは、3連覇を狙うF.C.C. TSR Hondaが序盤をリード、トップを快走していたが、スタート2時間を経過したところで、清成龍一選手がまさかのクラッシュ。
なんとかピットまで戻るものの、修復できずリタイヤ。

8時間のレース終了間際、ゴールまで1時間を切ったところで、一時的に雨が振り出すと言うアクシデントが発生!
各チーム、レインタイヤに履き替える中、トップを走るMuSASHi RT ハルク・プロの高橋巧選手は、スリックのまま走行することを選択。見事最初にチェッカーを受け、優勝を果たしました。
写真8優勝チームハルク・プロ高橋巧  写真9優勝チームハルク・プロ高橋巧2

 ケビン・シュワンツを擁するTeam KAGAYAMAは、見事3位表彰台を獲得しました。おめでとう!来年はどんな趣向が施されたレースになるのか、楽しみですね!

昨年優勝マシンで高速給油体験コーナー  美しくライトアップされたマシン

(おちゃむ)