日本では5月にフェイスリフトされたばかりのプジョーRCZ。今週末にイギリスで開催されるモータースポーツの一大イベント、グッドウッド「フェスティバル・オブ・スピード」において「RCZ R」が初披露されることになりました。
10mm低くなった最低地上高やチタン系のヘッドライトによる精悍なフロントマスクはもちろん、大型リヤスポイラーや専用リヤデュフューザー、クロームメッキの2本出しエキゾーストパイプなどでリヤビューはさらに迫力を増しています。
エンジンは新型1.6L THP直噴ターボで、270psというハイスペックを活かして0-100km/h加速は6秒未満でクリア。しかもCO2排出量は145g/kmと高効率も自慢。専用チューニングが施されたサスペンションとトルセンLSDによりロードホールディングがより高められ、ダイナミックなハンドリングを実現し、19インチの専用ホイールがグリップ力とトラクション向上に貢献しています。
インテリアでは小径ステアリングやアルミ製の専用シフトノブ、プジョースポーツによる新型バケットシートなどが特徴で、レッドステッチがステアリングやドアトリム、アームレスト、シートに施されています。
日本での発売は2014年春以降とのこと。ノーマル仕様でさえ遭遇率の少ないRCZですが、さらに「RCZ R」はフランス系でも数少ないスポーツクーペでレア度満点。日本上陸に備えて貯金にいそしむのもアリかもしれません!
(塚田勝弘)