羽根つきスマートがナント市販されることに!【上海モーターショー】

2012年11月のロスアンゼルスオートショーにて公開されたスマートのスペシャルカー「The smart grows wings」の市販が決定、そのロードゴーイングバージョンが、上海モーターショーにて公開されました。

La_wingsmart01  

ロサンゼルスオートショーでは、反響次第では市販の可能性ありということでしたが、その言葉通りになったというわけです。

ショーモデルではリヤコンビネーションランプを兼ねていたウイングは、市販バージョンでは、少々おとなしくなっていますが、この姿で公道を走れば、インパクト大なこと請け合いでしょう。足元にはモノブロックホイール(前:16インチ/後:17インチ)を履いています。

 smart forjeremy, 2013

シート、ドアトリム、ステアリングなどなどがホワイトレザーとされたインテリアも、ショーカーのいめーじをそのまま再現したものといえそうです。

 smart forjeremy, 2013

パワートレインは、999ccのガソリンターボ(75kW)、電気モーター(55kW)、ブラバス仕様の電気モーター(60kW)という3種類が用意され、ドイツ本国での価格は33,333~40,600ユーロと発表されています。

■関連記事
LAオートショーでベンツが3台のモデルを世界初公開! 天使の羽根付き電気自動車も?

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる